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子供の気管支喘息は治るのか?
小児喘息は治りますか?
以前は小児喘息と言われておりました。80%くらいは子供のうちに治るから小児喘息と言われていたのですが、最近の報告では本当の喘息はあまり治らないと報告されています。 下記の報告では小児喘息の子供が50歳になった時の喘息が治っているかを調べています。 気管支が弱くて風邪をひいてゼイゼイする子供は64%、風邪をひかないでもゼイゼイする(ホコリを吸っただけ、運動しただけで発作が出る)子供は47%、重症喘息(2年間で10回以上の発作、10歳以上で症状がある)子供は15%が治っていました。治りにくい危険因子としては女性である、重症喘息である、子供の時の花粉症が挙げられています。 これらの報告からすると、今まで言われていた小喘息という「大人になったら治るから」言葉は適切ではないと考えられます。
【報告1】
雑誌名:J Allergy Clin Immunol. 2014 133:1572-8
題名:Outcomes of childhood asthma to the age of 50 years.
(50歳になった小児喘息だった人の現在)
※これらは一般的に言われていることをまとめただけであり、すべての方にあてはまるわけではありません。実際にはかかりつけ医や専門医に相談することが必要です。
2015.10の情報であり随時更新します。
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