アレルギー疾患とその他の最新治療

ゾレアによる重症スギアレルギー性鼻炎(花粉症)の治療という選択肢のご紹介
ゾレアとは?
ゾレアは、季節性アレルギー性鼻炎の治療に用いられる「抗IgE抗体」というお薬です。
ゾレアは花粉によって産生されたIgEと結合し、IgEとマスト細胞(アレルギーに関与する細胞)との結合を妨げることで、アレルギー反応の元を抑制します。
ゾレアは花粉によって産生されたIgEと結合し、IgEとマスト細胞(アレルギーに関与する細胞)との結合を妨げることで、アレルギー反応の元を抑制します。
ゾレアに期待できること
花粉シーズンには、仕事のパフォーマンスが 30〜40%程度低下し、また勉強では 30〜45%程度低下すると報告されています。ゾレアによる花粉症治療は、これまでの治療で十分な効果が得られなかった重症の花粉症患者さんにおいて、症状の改善が期待される治療選択肢の一つです。
ゾレア治療開始までの流れ
投与開始までに計3回の受診が必要です。
【1回目受診】
・花粉症の重症度の確認
・血液検査
・既存治療である抗アレルギー剤内服+ステロイド点鼻の治療開始
【2回目】(1週間後以降)
・既存治療での効果不十分な花粉症であることの確認
・血液検査の結果の説明
・血液検査の結果および体重から投与量と投与間隔を決定
【3回目受診】ゾレア治療開始
【1回目受診】
・花粉症の重症度の確認
・血液検査
・既存治療である抗アレルギー剤内服+ステロイド点鼻の治療開始
【2回目】(1週間後以降)
・既存治療での効果不十分な花粉症であることの確認
・血液検査の結果の説明
・血液検査の結果および体重から投与量と投与間隔を決定
【3回目受診】ゾレア治療開始
以前にゾレア治療歴がある方へ
過去1年以内に同一医療機関でゾレア投与歴がある場合
→ 初回受診からゾレア注射を開始できることがあります
(※当院では事前の在庫確認が必要です)
他院での治療歴の場合、または1年以上空いている場合
→ 上記の流れ(1回目受診から)を改めて行う必要があります
→ 初回受診からゾレア注射を開始できることがあります
(※当院では事前の在庫確認が必要です)
他院での治療歴の場合、または1年以上空いている場合
→ 上記の流れ(1回目受診から)を改めて行う必要があります
投与方法
ゾレアは院内で皮下注射にて投与します。
投与間隔
体重と血液検査の結果により決定します。
2週間ごとまたは4週間ごと
2週間ごとまたは4週間ごと
投与期間
2月〜5⽉「2週間ごとの場合6回、4週間ごとの場合3回投与」と決まっています。
費用
投与量と投与間隔により自己負担額が変わります。
3割負担の場合、注射薬剤費だけで3,500円~51,000円/回(10倍以上の差があります)
府中市(※自治体により異なります)の小児は子ども医療費助成の対象となります。
高額療養費制度によって、医療費の一部が払い戻される場合があります。
詳細はゾレア発売元ノバルティス社の公式HPをご覧ください。
3割負担の場合、注射薬剤費だけで3,500円~51,000円/回(10倍以上の差があります)
府中市(※自治体により異なります)の小児は子ども医療費助成の対象となります。
高額療養費制度によって、医療費の一部が払い戻される場合があります。
詳細はゾレア発売元ノバルティス社の公式HPをご覧ください。
投与対象者
すべて満たす必要があります
①重症、最重症スギアレルギー性鼻炎である
重症とは、くしゃみまたは鼻をかむ回数が1日11〜20回、または鼻づまりの程度が強く
1日のうちかなりの時間を口呼吸で過ごしている方。
②既存治療(内服と点鼻ステロイドの両方)を1週間以上行い、その効果が不十分で症状が改善しないこと
③12歳以上である
④体重が20kg〜150kg
⑤血液検査でスギがクラス3以上
⑥血清中総IgE濃度が30〜1,500IU/mL
※妊娠している方、授乳中の方はご相談ください
①重症、最重症スギアレルギー性鼻炎である
重症とは、くしゃみまたは鼻をかむ回数が1日11〜20回、または鼻づまりの程度が強く
1日のうちかなりの時間を口呼吸で過ごしている方。
②既存治療(内服と点鼻ステロイドの両方)を1週間以上行い、その効果が不十分で症状が改善しないこと
③12歳以上である
④体重が20kg〜150kg
⑤血液検査でスギがクラス3以上
⑥血清中総IgE濃度が30〜1,500IU/mL
※妊娠している方、授乳中の方はご相談ください
当院からのお願い
ゾレアは院内常備薬ではありません。
必ず受診前にお電話でご連絡ください(ご連絡がない場合、当日投与できません)
必ず受診前にお電話でご連絡ください(ご連絡がない場合、当日投与できません)
投与中の注意点
※抗アレルギー剤内服との併用が必須です。
※ゾレアは、すでに起こっている症状を速やかに軽減する薬剤ではありません。
※他の処方薬を減量または中止するときは、必ず主治医の判断に従ってください。
※自己判断で薬を減らしたりやめたりしないでください。
※ゾレアはIgEのはたらきを抑制します。IgEは寄生虫感染に対する防御機能をもつので、この薬を使用中に寄生虫感染のリスクが高い地域へ旅行する場合には、注意が必要です。事前に医師に相談してください。
※ゾレアの使用で、めまい、疲労、失神があらわれたり、眠気でぼんやりしたりすることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。
※ゾレアは、すでに起こっている症状を速やかに軽減する薬剤ではありません。
※他の処方薬を減量または中止するときは、必ず主治医の判断に従ってください。
※自己判断で薬を減らしたりやめたりしないでください。
※ゾレアはIgEのはたらきを抑制します。IgEは寄生虫感染に対する防御機能をもつので、この薬を使用中に寄生虫感染のリスクが高い地域へ旅行する場合には、注意が必要です。事前に医師に相談してください。
※ゾレアの使用で、めまい、疲労、失神があらわれたり、眠気でぼんやりしたりすることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。
ゾレアの副作用
ゾレアで見受けられる副作用として主なものに、注射した部位が赤くなったり、腫れたりするものです。また場合によっては、眠気でぼんやりしたり、めまいや疲労を感じたりすることがありますので、注射直後の車の運転や機械の操作などは控えるようにしてください。
また、全身にアレルギー症状が出る「アナフィラキシー」の可能性があります。ゾレア投与後の注意に関しては、医師や看護師の指導に従い、症状が出た場合はすぐにお知らせください。
また、全身にアレルギー症状が出る「アナフィラキシー」の可能性があります。ゾレア投与後の注意に関しては、医師や看護師の指導に従い、症状が出た場合はすぐにお知らせください。
アナフィラキシーが疑われる症状
全身のかゆみ、蕁麻疹、気管支のけいれん(ゼイゼイや息苦しさ)、くちびる、舌、のどの奥の腫れ、呼吸困難、たちくらみ、血圧低下、失神。

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